こんにちは、キョウイです。
今回は、会社で評価されずに悔しい思いをしている人に、辞めたい気持ちを抑えてもう一度会社でがんばる方法を探すことがテーマです。
一生懸命にがんばっているのに、自分だけ評価されない。
そうなったら誰でも「もう会社を辞めて転職や独立を」という考えがよぎりますよね。
でも、今いる職場でも積み上げてきたものがあるわけで、感情的に行動するとあとで後悔することになるかもしれません。
そこで冷静になって、もう一度、今の会社でできることを検証してみませんか?
悩んでばかりいても解決しません。
まずはこの記事を参考に、今の会社でもう一度がんばるという選択肢を検証してみましょう。
会社の「評価の視点」を再確認する
会社と所属部署での「評価の視点」を確認する
今、がんばっていても評価されない状況ならば、もう一度、会社や今の所属部署がどういう基準で社員を評価をするのかを確認してみましょう。
よくあるパターンとして、あなたが考える「評価」と会社が考える「評価」がずれている場合があります。
会社(上司)側から見る評価のポイントは「評価の視点」と呼ばれたりしますが、そこがずれていると、いくらがんばっても評価にはつながりません。
大きな会社だと、全社での「評価の視点」の他に、各部署ごとに細分化された「評価の視点」が掲げられていたりします。
しかも、会社は世の中の時流に乗ってビジネスをしているので、年間や半期、もしかしたら四半期ごとに「評価の視点」が変わっていく場合もあります。
なので、今のあなたの仕事が、所属部署の「今期の評価の視点」と合致しているか確認しましょう。
その際、社の通達のような文書を読んで確認してもあまり意味がありません。 必ず、評価者本人=上司と直接会話しましょう。
それによって、評価者(上司)側は「これをやったら評価する」と約束したことになるからです。
評価者(上司)にプロセスを報告する
「評価の視点」に則って仕事をしていく上で大切なことは、都度そのプロセスを評価者(上司)に報告していくことです。
約束した通りに仕事していることをアピールすると同時に、評価されない無駄な動きをしていないかをチェックするためです。
これを普段から密にやっておくと、評価にかなり確実性が出てきます。
毎日の報告習慣がある部署なら、その場できちんと進捗を報告しましょう。
報告の習慣がない部署なら、自分から評価者(上司)の時間をとるなり、定期的にメールを送るなりして、あなたの仕事の進捗を知ってもらいましょう。
ちゃんとした評価者(上司)なら、あなたの仕事の方向性が「評価の視点」とずれていたら、軌道修正してくれるはずです。
評価者(上司)に成果をアピールする
会社があなたの評価を査定する時期には、きちんと成果をアピールしましょう。
評価者(上司)は、毎日の報告とは別に、結果としての「まとめ」が欲しいからです。
その際、どんな仕事であっても必ず数字で成果を説明しましょう。
獲得した金額、こなした量、質を表現できる指標、などなどです。
定量の成果は、反論しにくいですからね。
あと、上司へのアピールを苦手とする人もいますが、「アピール」と「媚びる」のは違うということを認識しましょう。
「媚びる」のは、自分のキャラを可愛がってもらって、仕事の活動とは無関係に評価してもらおうという行為。
「アピール」は自分のキャラではなく、自分が仕事で成し遂げたことを認識してもらい、正当な評価を得ようという行為です。
あなたが日々プロセスを報告しながら進めてきた仕事なのですから、堂々とその成果を「アピール」しましょう。
社内で別部署か別職種に「異動」を希望する
評価者(上司)と価値観が合わないなら「別部署」への異動を希望する
今の所属部署で評価を上げようと行動をしても(もしくはもうしていても)評価につながらないのであれば、社内の別部署への異動を検討してみましょう。
そもそも今の評価者(上司)か、部署の風土とソリが合わないのかもしれないからです。
ソリが合わないところで歯を食いしばってがんばっても報われません。
時間の無駄にならないよう、どこかで見切りをつけましょう。
ただし、評価者(上司)の方が先に異動する場合もあるので、評価者(上司)の在籍期間から定期人事異動の様子を伺うのもありです。
でも当面レポートラインが変わらないようであれば、自分が異動希望を出す方が早いですね。
適正が合わないのなら社内の「別職種」を検討してみる
あなたの成果が正当に評価されていて、それでも評価が低いのであれば、今の職種に適正が合っていないのかもしれません。
自分の適性を見極めた上で「やっぱり違う」と考えるなら、同じ職種のまま別部署に異動するのではなく「別の職種」への異動を検討しましょう。
営業職、企画職、開発職、経理職、人事職・・・同じ社内でも大きな組織なら、いろんな職種があるはずです。
あなたが向いているとイメージできる今と違う職種があるなら、その職種の部署に在籍する同僚に話しを聞いてみるのもいいかもしれません。
ただし職種変更をすると、これまでの部署内で(低いとはいえ)積み上げた実績がリセットされ、ゼロからの評価積み上げになる可能性もあります。
仕事の評価でなく「地位(役職)」上げることが狙いであれば、昇進がこれまで以上に遅くなる可能性もあるので、この選択は注意が必要です。
社外での「複業」活動で会社への依存度を下げる
会社との向き合いを変えて依存度を下げる
評価者(上司)や会社に振り回されずに、逆に仕事というものを自分を軸に捉え直すという考え方もあります。
会社を自分の取引先のひとつと捉え直し、今の会社への依存度を下げるのです。
あなたが、会社から評価されないことで悩みを抱えるのは、今の会社に100%身も心も捧げているからかもしれません。
片思いだから、その会社から見返りがないと傷ついてしまうのです。
ならば、社外にも活動の場を増やし、会社の仕事をあなたの複数の活動のひとつにしてしまいましょう。
それも完全な趣味というよりは、ある程度、仕事と呼べるような活動がいいですね。 たとえば、副業をするでもいいですし、地域活動にプロボノ参加するでもいいです。
こういった活動でも、査定という形ではないですが、何らかあなたに対する評価を感じることになります。
いろんな場での自分の評価を並べていくことで、今の会社の評価が正当かどうか見極める冷静な目も養えます。
副業がダメでも「複業」で活動しよう
世の中は副業解禁の流れですが、まだ副業がダメな会社も多いです。
ただし社外活動は制限されるものでなく、そういった位置付けうまくで活動していけばいいと思います。
つまり、副業でなく「複業」です。
たとえば、ブログでの情報発信や、セミナーの実施、プロボノ活動などです。
それから投資などの資産運用もインサイダー取引でもない限り、社が個人に介入することではありません。
僕の同僚には、地元自治体のサポートをしたり、サッカーJリーグの運営をサポートしたりしている人もいます。
やはりそこには、趣味とはまた違った充実感があるんですね。 みんな生き生きと活動しています。
「複業」で、評価に関する悩みすべてを解決できるかも
複業をすると、会社でのプライドも関係なり、社外のいろんな場で自分の立ち位置ができ、報酬もついてきたりします。
これで会社で評価されないという悩みの、かなりの要素が同時解決できる可能性があります。
僕の場合も、こういった複業を実践しています。
ブログ運営や旅をすることで、会社とは違う自分の立ち位置を持ちつつ、講演活動や大学講師(これはだいぶ前からやってますが)では、それなりの報酬もあります。
個人での活動を通じて自分が主役の人生を楽しみ、所属する会社にも別の角度で貢献していく好循環ができるといいですね。
少し意識を変えるだけで見える世界が変わってくるので、もっと多くの人にこういうことに気づいて欲しいなと思います。
まとめ
今回は、がんばっても会社で評価されない悩みを持つ人に、冷静になって今の会社でもう一度やれるかどうかを検証する方法を解説しました。
まとめると以下です。
2.社内で別部署か別職種に「異動」希望する
3.社外での「複業」活動で会社への依存度を下げる
感情的になって会社を辞めてしまう前に、今の会社に残る選択肢をきちんと検証してみましょう。
転職や独立への活動は、その次の手段として考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、また!
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