【お金の本】投資・税金・不動産などがテーマのビジネス書おすすめ15冊を要約!

こんにちは、キョウイです。
今回は、お金の知識がつくおすすめ本15冊を紹介します。

お金の本とはつまり「お金持ちになるノウハウ」がテーマの本です。
この分野はニーズがあるためか、ものすごくたくさんの本が出版されています。

しかしそれが故に、玉石混合。読むに値しない本もたくさんあるのも事実です。

うまくいい本を選ばないと、間違った知識がつくことすらありそうです

そこで今回は、僕の本棚にある「お金の本」の中から15冊選んでみました。

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【お金の本】投資・税金・不動産などがテーマのビジネス書おすすめ15冊を要約!

僕は本が好きで、一時は年間500冊もの本を読んでいました。
8割がビジネス書で、お金に関する本も多く読みました。

本棚からお金に関する本を抜き出して分類すると、以下のような6つの類型になりました。

・哲学系:お金の考え方
・税金系:節税ノウハウ
・倹約:お金の賢い使い方
・投資:資産運用の考え方
・不動産:不動産投資のノウハウ
・問題提起:資本主義ってどうなの?

世の中のお金の本もだいたいこれらに分類できると思います。
なので、それぞれから数冊ずつ計15冊を選んで、内容の要約とともに紹介していきます。

ただ、信頼性についてのご判断はお任せします

紹介する本は、Kindle Unlimited対象で読み放題のものもあります。
少しだけ気になるという本は、お試し無料体験で読んでみるのもいいと思います。

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【お金の哲学(外国編)】おすすめ3冊

1【金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学】ロバート・キヨサキ

この本は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

【著者】起業家、教育者、投資家。 ロバート・キヨサキは、世界中の数千万人のお金に対する考え方に疑問を投げかけ、それを変えてきた。 彼の主張はしばしば伝統的な知識とは対立するが、その歯に衣着せぬ語り口と、不敵で勇敢な態度で、多くの人々の支持を集めてきた。 キヨサキは今日、情熱的で積極的なファイナンシャル教育の旗手として世界中で知られている。

この本は言わずと知れた大ベストセラー。お金を学ぶ時に最初に読むべき基本書です。
お金持ちになるための「ファイナンシャル・インテリジェンス」の重要性とその基本内容が解説されています。
著者の父親(貧乏父さん)と友人の父親(金持ち父さん)の生き方を比較しながら話は進みます。
世の教育が「お金のために働く」ようにできていることが問題だとし、社会のラットレースから抜け出すために必要な教育は「お金を自分のために働かせる」ことだと説きます。
「資産」とは何か?「所得」とは何か?目ウロコの話が満載です。

まずはこの1冊。バイブルです!発売当時この1冊で世の人の価値観はひっくり返りました

2【金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法】ロバート・キヨサキ

この本は、ゼロから出発した私たちが、どのようにして十年以内に経済的に自由になり引退したか、その方法について書いたものだ。この本を読んで、どうやったらあなたも同じようにできるか、その答えを見つけてほしい。もしあなたが、一生を終えるまでせっせと働き続けるのは嫌だと思っているなら…この本がきっと役に立つ。「若くして豊かに引退する」というのは悪くない考えだと思う。

この本は「金持ち父さん」シリーズで僕が最も好きなものです。
なぜならロバート・キヨサキ氏本人が、どのようにして10年以内にリタイアすることができたか?その方法が初めて具体的に明かされてたのが本書だからです。
若くして資産を築きリタイアを目指すためには、これまでの考え方を変え「レバレッジ(てこの原理)」と「コンテクスト(思考の器)」を用いてキャッシュフローを作り出す必要性が説かれています。

リアタイヤするかは別として、資産形成の基本的な考え方は学ぶべき

3【図解「ザ・マネーゲーム」から脱出する法】ロバート・シャイン・フェルド(本田健訳)

「マネーゲーム」とは、私たちが誰しも参加しているお金のゲーム。このゲームは、たとえどんなにお金を稼いだとしても終わることはありません。一生、お金という幻想に追われ続けるゲーム、誰も永遠に勝つことができないゲームです。そこから抜け出さない限り、本当の豊かさも、幸せも、手にすることはできないと著者は言います。

では、どうすれば抜けられるでしょう?

それは、今私たちが持っているお金に関する知識や理解のすべてが、よく考えられた壮大なゲームなのだと、心から「納得」することです。

本書には「マネーゲーム」のしくみを理解するためのさまざまなポイントが挙げられ、読み進めるにつれて、今まで持っていたお金に対するネガティブな概念がくつがえされ、まったく新しい視点からお金をとらえられるようになります!

この本は米国のマーケター兼作家のシャインフェルド氏の教えを引用して、本田健氏が主張を展開するというものです。
内容は、お金の本質を追求することで、漠然としたお金の不安から解かれるというもの。
本書でいう「マネーゲーム」とはお金に振り回されることを指しています。
本田氏は「お金そのものは概念であって、お金自体に価値があるわけでない。本質は交換される価値にある」と主張します。
後半はシャインフェルド氏の「お金を感謝の表現と読み替えることで、実体のない悩みから解放されよう」という教えが展開されます。

あくまでお金の呪縛から逃れることがテーマで、お金持ちになる話ではありません

【お金の哲学(日本編)】おすすめ4冊

4【働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義】出口治明

仕事、結婚、子ども、両親、老後……先の見えない社会に生きる20代の不安に、ライフネット生命CEOが答えを出します。 「知る」「使う」「貯める」「殖やす」「稼ぐ」の5ステップで理解しやすく、対話形式なのでスラスラ読める。 世界一シンプルな財産管理術、アマでもできる投資法、20代の保険選びの鉄則、親と相続について話す時のポイントなど、実践的な教養と人生後悔しないための生きた知恵が身につく1冊です。

この本はお金についての初心者・若い人にオススメです。
若い人が持つお金に関する疑問に、ライフネット生命CEOの出口氏が自身の哲学で教えを説くものです。
お金について考えることは、すなわち自分の生き方について考えること。
収入・投資・税金・年金などだけでなく、仕事や選挙など社会人が向き合う問題を広く取り上げ、出口氏ならではの価値観で答えていくものです。
小手先の資産運用より自己投資の大切さが説かれ、そういう意味で勇気をもらえる内容です。

僕も若いうちに読みたかった!

5【おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ】高井浩章

「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」中学2年生になった僕は突然、奇妙なクラブに放り込まれた―。謎の大男、大富豪の美少女、平凡な「僕」の3人がお金や経済の仕組みをひも解いていく。知られざる過去、家業への嫌悪感、淡い恋心…さまざまな学びと思惑が錯綜する、「おカネの教室」がはじまる!現役経済記者が娘に贈った、実用エンタメ青春小説。

この本は、中学生の男女二人が学校の「おカネのクラブ」に入って、世の中のお金のしくみを網羅的に学んでいく物語です。
この世でおカネを手に入れる6つ方法として「かせぐ、ぬすむ、もらう、かりる、ふやす、?(ネタバレなし)」について深掘りしていく内容。
人の役に立つ職業とは何か?誰が稼いで誰がもらっているのか?銀行の役割は?タックスヘイブンとは?格差の要因は?仮想通貨とか?などなど、最近の時事も盛り込まれつつ中学生の視点で学んでいくので、世の中のお金の流れがわかりやすく掴めます。

物語も楽しい。最後にオチが待っています

6【お金2.0 新しい経済のルールと生き方】佐藤航陽

仮想通貨、フィンテック、シェアリングエコノミー、評論経済。「新しい経済」を私たちはどう生きるか。メタップス創業者が明かす、資本主義の先の世界。
〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉
 2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

この本はメタップス社長の佐藤氏が、お金というツールを切り口として新しい経済ルールで動く世界を解説する内容です。
経済社会のおけるお金の正体、テクノロジーが変えるお金のカタチ、上記のマネーゲームと同様、お金の先にある価値の話、最後は宗教から人類の進化まで、話題は広がります。
本のサイズ以上に壮大なテーマなので、ひとつひとつは少し薄いですが、それでも示唆に富んだ視点が多くあり気づきを与えてくれます。

ちょっと視座が高すぎますが、お金の未来を考えるきっかけに

【税金の考え方】を学ぶおすすめ2冊

7【お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ】橘玲

自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。

この本は日本社会の制度に歪みをうまく使って節税や節約をする方法を説いた本です。
「黄金の羽」とは「日本社会が制度の歪みを抱えながら衰退していく際に落としていくお金を拾い損なうな」ということを、黄金の鳥が矢に打たれて落ちていく姿に例えた表現。
日本の人々がいかに税金や社会保険料を搾取されているかを明かし、個人と法人を使い分けた節税、賃貸とマイホームはどちらがよいか、生命保険がいらない理由など、無駄遣いを減らしつつお金を増やしていく方法が解説されています。

これもバイブル的な本ですね。日本版「金持ち父さん」といっていいかも?

8【完全版 無税入門】只野範男

日本を騒がせたベストセラー、待望の完全版!安月給のサラリーマンがノーリスクで1,000万円を節税!?10年前、ベストセラー『無税入門』で合法的に「無税の人」となる方法を国民に示し、朝日新聞と国税庁を騒がせたあのタダ乗り男が帰ってきた!「副業解禁」のメリットを余すことなく享受する「たった一つの方法」教えます。…税金払うの、もうやめませんか?

この本は、著者の只野氏がサラリーマン時代37年間に渡って所得税・住民税の納税をゼロに抑えたノウハウが説かれたものです。
日本のサラリーマンは税金に無頓着で、納めなくてもいい税金まで収めてしまっているといいます。
本書では、給与の所得控除の使い方や 生活の支出を事業経費計上する方法など、サラリーマンの具体的な節税テクニックが余すところなく紹介されています。
なんといっても本人が何十年も実践してきたことなので、説得力が違います。

いや、こんな裏技が公式出版されているのにびっくり!

【倹約の考え方】を学ぶおすすめ1冊

9【となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則 】トマス・J・スタンリー

億万長者(ミリオネア)は特別なひとたちではない。
常識とわずかな努力で、誰でもお金持ちになれる。
膨大なインタビューから「億万長者」の実像を描いた古典的名作。

億万長者とは、実際どんな人々なのか?─アメリカ富裕層研究の第一人者であるスタンリー博士とダンコ博士は、1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして、資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に調査。
結果は驚くべきことに、彼らのほとんどはありふれた職業と家庭をもつ「普通の人々」だったのだ!
では億万長者でない普通の人々や、所得は多くても資産の少ない人々と、彼らはいったいどこが違うのか?
本書は、そうした本物の億万長者の日常の暮らしぶりから学ぶべき「7つの法則」を導き出し、成功と幸福を手に入れたい読者に伝授する。

この本は、米国の富裕層研究者が「億万長者(富裕層)の実態」を膨大な調査に基づきあぶりだした名著です。
そして、ほとんどの億万長者は「地味な普通の人」であるという衝撃的な調査結果に至ります。
違うのは、考え方や行動習慣だけ。その法則が解き明かされます。
収入以上の支出をしない。倹約につとめる。資産の勉強をする。当たり前のことがいかに大切なのかを学べます。

これもバイブル!インタビューのストーリーもすごく面白い

【投資の考え方】を学ぶおすすめ2冊

10【インベスターZ】三田紀房

お金って何だ?

創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。入学式翌日に、財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。彼らの使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すこと。それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった!

「この世で一番エキサイティングなゲーム

人間の血が最も沸き返る究極の勝負……

それは金、投資だよ。」

この本は、進学校の「投資部」6人が投資のリターンで全校生の学費を賄い続けるというぶっとび設定のマンガです。
投資はもちろん、貨幣価値の歴史や金融・テクノロジーも含め、広く経済のしくみを理解できます。
文章よりマンガの方が読みやすい人にはおすすめですが、あくまでマンガの世界として捉えましょう。
特に、実際の投資をギャンブルと間違えないように注意です。
また全21巻あります。1巻だけでは話が進まないので、ある程度の冊数を読む前提でどうぞ。

あくまでマンガとして楽しみましょう。それでも学びは多いです

11【外貨積立から不動産投資まで 今すぐ資産を増やす「マネー新常識」】杉田卓哉

「お金に追われる生活」から脱却するために――。 お金に関する常識が激変している時代。「複業」から始めてローリスクで資産を増やすマネー・リテラシーが求められている。 「あなたの行動を縛っているのは、自分の中の『常識』です。 お金に関する古い常識を捨て、新しい常識を身に付ける。 そうすれば、自然と未来を切り開くための行動ができるようになります」(本文より) サラリーマンから不動産投資で成功。マネーと資産運用に関する専門家になった著者が明かす、人生100年時代を生き抜くための新しい資産運用術!

この本はマネーコンサルタントの著者が資産運用の考え方と手法について網羅的に解説しているものです。
いろんなマネー本で説かれていることが散りばめられいる感じですが、手始めの財産形成からリタイアに向けた投資まで、ステージに分けて適した運用用が整理されているので、初心者が幅広く知るにはいいと思います。

ちなみに著者ご本人は、不動産投資で脱サラしています

12【年収1000万円の人が、5年で現金3000万円をつくる方法】菅沼勇基

・貯まらない人は現状を都合よく解釈する、資産をつくる人は現状をネガティブにとらえる
・貯まらない人はレバレッジを利かせ過ぎる、資産をつくる人は適切に他人資本を使う
・貯まらない人は人脈とノウハウを秘密にする、資産をつくる人は常に紹介と共有を行う
勉強ができて、いい大学を出た人に限って、お金が貯まらないことが多いのはなぜでしょうか?
近年、銀行預金に利子がほとんどつかない中、お金を増やすためには貯金だけでなくどうしても投資の要素が必要です。
ただ、そのために必要な知識は、金融工学を駆使するような複雑な投資を自分でやるのでなければ、そこまで高度ではありません。
重要なことは、当たり前ですが「投資はマイナスになるリスクがある」ということ。
勉強することにマイナスはほとんどありませんが、投資には「リスクを取る練習」が必要です。
多くの「勉強秀才」が資産を増やせないのは、この点のマインドセットができていないからなのです。
本書では、26歳で貯めた600万円を元手に、32歳で家賃収入だけで年間2億円を稼ぐまでに「金の卵」を育てた著者の基本的な手法と、そのために必要な考え方を伝える一冊です。

この本は、30代40代の人向けに「資産形成の法則」を整理して説いているものです。
資産形成に必要なのはマインドセットだといい、ひとつひとつの視点ごとに「お金がたまらない人は〇〇、逆に資産をつくる人は〇〇」という対比で、考え方の違いを解説するという流れです。
ビジネス書の自己啓発によくあるフレームなので、そういう本が好きな人には読みやすいでしょう。
後半には実践編として著者が経験した不動産投資の具体策が紹介されています。

ただタイトルは「それを想定した教え」ということで、具体的な方法が記されているわけはありません。そこは注意

【不動産投資の実際】を学ぶおすすめ2冊

13【最速でお金持ちになる絶対法則】紺野健太郎

資産ゼロ、年収100万円台、中卒だった著者が今や年間2400万円の手取り収入を実現。
年収100万円台、貯金はたった50万円…でもお金持ちになりたい、そう思った著者が
自分で編み出した「黄金の方程式」。
この法則に沿って行動した結果、2年8か月で会社をやめ、今や年間2400万円の手取りになり、パソコン1台で国内外を旅しながら暮らすライフスタイルに!

この本は、20代で不動産投資を始めて脱サラをし、専業投資家になった著者のノウハウがとても具体的に解説されています。
お金の本には概念ばかりの本も多いですが、著者の経験から優良物件の探し方、頭金の貯め方、金融機関ごとの借り入れ条件や対策、年収別の作戦の立て方など、具体的な情報が満載です。
著者は不動産投資の仲間で倶楽部をつくっていて、最後の章ではその仲間たちのサクセスストーリーが多く紹介されています。

著者の狙いは中古アパートの一棟投資。それに対応している金融機関のリストが袋とじでついています(笑

14【ズボラでも絶対できる 不労所得生活! 】horishin

最短3年で不労所得生活! 自己資金ゼロで驚異の月収300万円! ~乱世を生きる不動産投資道~
◎ワンルームマンション、〇ルガ地方一棟RC、某シェアハウス、全部持ってますが、なにか?
◎区分不動産投資からスタートし、4年で9億円の資産を築いた著者が伝授する年収300万円からできる「脱・社畜」horishin流投資法 ★不労所得者のブッとんだ生活実態を本邦初公開! 

この本は、著者の不動産投資の経験を、無邪気にノリよく解説しているものです。
紹介される不動産投資のノウハウは正直浅いです。
ただ、いろんな問題物件をつかまされてもポジティブさと行動力で乗り切る感が他の本との違いです。 その楽観さに救われる人もいるかもしれません。
そういう点で、一応紹介させていただくレベルということでご理解ください。

表紙や煽りコピーは下品ですが、個人が不動産投資を進めるにはキレイごとばかりじゃないというのはわかります

【お金に対する問題提起】おすすめ1冊

15【ゼニの人間学】青木雄二

漫画『ナニワ金融道』でも、できるだけ描くようにしてきたが、それでもまだ書きたいことは山のようにある。言いたいことが、言いつくせているわけではない。
この本は、漫画に描ききれなかった僕の真実の声である。じつは、『ナニワ金融道』よりも、書きたいテーマだったと言ってもよい。
人間は、狼にもなれる、鬼にもなれる摩訶不思議でうさん臭い生き物である。そんな人間がつくり上げたこの資本主義の社会も、じつにうさん臭い。
そこのところを、しっかりと見極める眼をもって、生きていこうやないか。

この本は、「ナニワ金融道」の著者、故・青木雄二氏が資本主義の矛盾を唱える内容です。
人間の生き様、ドストエフスキーの罪と罰、マルクス、唯物論と観念論、お金と政治・・・。
大阪で様々な職業に就きお金の苦労を散々味わい、最後に漫画家として成功した青木氏の価値観がダイナミックに語られます。
お金にまつわる社会の裏のカラクリを暴くという意味で痛快。これまで紹介した本とは真逆の視点で示唆に飛ぶ内容です。

途中で差し込まれる一コマ漫画も、鋭くて味があります

まとめ

今回は、お金の知識がつく本15冊を、実際に僕の本棚にあるものから選んで紹介しました。
お金に関する本は幅が広くレベルも様々で、正直、紹介するべきか悩む感じの本もありました。

しかし人それぞれの年齢や環境やリテラシーによって、いま必要なお金の情報は違ってきます。
そういう観点で、哲学的な教えを説く本、お金の不安を解消する本、不動産投資のノウハウを説く本など、かなり幅広く取り上げました。

ただしこれはどんなビジネス書にもいえることですが、本を読んで納得するだけではもったいないです。

少しでも何か行動をして、一歩でも前に進んでみましょう!

あなたの背中を押す本を見つけるヒントになればうれしいです。

それでは、また!

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