ここ最近、意識して新しい仕事に取り組むようにしています。
ところが、新しいプロジェクトというものは、進めはじめると、いつもぶつかるものがあります。
それは、「むむ、答えはひとつではない・・・」という悩み。
でも、そんなとき、いつも気持ちをポジティブに保つために、励みにしているエピソードがあります。
僕の大好きな、アルバート・アインシュタインの話です。
たとえば、こんなインタビューが残っています。
「アインシュタイン博士、あなたと私たち一般人と、なにが違うと思いますか?」
「うーん、たとえば、干し草の山から針を探さなければならない場合、あなたは、たぶん、針が1本見つかるまで探しますよね。 私は、針が全部で何本あるかが見つかるまで、全部の干し草を探すと思います」
ほかにも、こんなエピソードがあります。
アインシュタインが、教授として、学生にテスト問題を配ったときの話。
なんと、前回のテストとまったく同じ問題だったらしいのです。
当然、学生から「前と同じ問題ですが・・・」という質問がありました。
アインシュタインはこう答えたと言います。
「そうですね。ただ、問題は同じですが、今回は答えが違います」
こんな話から、アインシュタインは、常に複数の答えを模索していたといえます。
ひとつの解がでてきても、「別の方法はないか」と、いつも考えていたのでしょう。
ビジネスの場でも、とくにそれが「新しいこと」への取り組みである場合は、必ず「複数のアプローチ」があるはずです。
どれが正しいかも状況や立場によって違う。
そう、やっぱり、「答えは、ひとつではない!」 んですよねえ。 困ったことに・・・。