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すぐれたアイデアは明日の普通。

先日、小沢健二さんのライブの行ってきました。
会場は往年のファンによるすごい盛り上がりで、ライブは4時間にも及ぶものでした。(疲れたー)

若い方には、あまり馴染みがないかもですが、僕が社会人になったころの「オザケン」ブームはすごいものだったんです。
お世辞にも歌がうまいとは言えない彼の魅力は、やはり新しいものを切り開こうとするたゆまぬチャレンジ精神でしょう。
今回のライブも、ドラムの代わりにメトロノーム、弦楽器四重奏をバックにエレキベースとアコースティックギターという変則編成。
その上、ライブの半分はエッセイの朗読という、奇抜なものでした。
ま、結構退屈だったりもしたのですが・・・。

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オザケンの功績の中でも、大きかったのは1994年にリリースされた「今夜はブギー・バック」という曲でしょう。
これは、スチャダラパーというラップアーティストとのコラボレーションによる楽曲で、「nice vocal」というオザケンのボーカルを主にしたバージョンと、「smooth rap」というスチャダラパーのラップを主にしたバージョンが2枚同時に新譜として発売されて大きな話題になりました。
今では当たり前になっている、日本語のラップも、ミュージシャン同士のコラボも、この曲があったからのものなのです。

とにかくオザケンの出すアイデアは、いちいち新しかったわけですが、こういった前衛的な挑戦は、オザケンがソロになる前にいた「フリッパーズ・ギター」時代からのものです。
日本のニューミュージックでは、「フリッパーズ前、フリッパーズ後」といわれるくらいの指針を築いていて、フリッパーズで試されたことは、みんな今や当たり前になっているのです。
まるで、ビートルズですよね。

何が言いたいかというと「すぐれたアイデアというものは、明日の普通になる」ということです。
指南役という著者の本に「すぐれたアイデアは、世紀の大発明でもなく、誰もがそれを発案できる立場にいて発案された次の瞬間から普通になっているもの」ということが述べられていました。

iPhoneだってそう、Googleだって、amazonだって、facebookだって、だれもが当たり前に使っているもの。
それがなかったときには、どうしていたかすら思い出せないくらい日常にとけ込んでいるもの。
「明日の普通になれるかどうか」これこそが、すぐれたアイデアかどうかの判断基準だと言うわけです。

果たして僕自身、そんなアイデアを出せるような仕事をしているかどうか・・・。
夢を持った新入社員を迎える時期、オザケンのライブを通じて、ふと思ってしまうのでした。
新たな期を迎えて、明日の普通を生み出すことを目標に、またがんばっていきたいなと。
では、今日は、このへんで(^^