明日、水曜日は、いつも会合なのでブログ更新できないだろうという予測のもと、本日更新です。
で、「水曜はいつも会合」ということについて、マーケティングの視点を。
「ビッグ・ウェンズデイ」という映画をご存知でしょうか?
1960年代のカリフォルニアを舞台に、サーフィンの名手である高校生3人がベトナム戦争に巻き込まれていくなかでの友情を描く青春映画です。(1回しか見てないので、あまり深くは語れませんが・・・)
まあ、映画そのものは関係ないのですが、最近、ビジネス用語で、この「ビッグ・ウェンズデイ」という言葉を、よく聞くようになりました。
企業が「ノー残業デー」に指定することの多い水曜日、消費が活発になるという現象が起きています。
これを「ビッグ・ウェンズデイ」と呼んでいるのです。
昨年、Yahoo!のネット通販では、水曜の売上が、日曜の売上を逆転しました。
水曜に家具などを注文すると、ちょうど土日に商品が届くということもあるようです。
以下のグラフは、1日あたりの消費支出額について、月~金の1日平均支出が、土~日のそれを上回ったことを示したものです。
(日経新聞からの切り抜きなので、きたなくてすみません)
いまや、企業はこの「ビッグ・ウェンズデイ消費」を取り込もうと躍起になっているという状況。
英会話の水曜レッスン、ディズニーランドの「おとなの水曜日パスポート」、カラオケの女性水曜無料サービス(シダックス)などなど。
これは、僕の憶測ですが、生活者にとって、「消費」も活動のひとつ。
土日のように、完全に休んでしまうと、「買い物」という消費活動も、めんどくさくなってくるのではないでしょうか。
休みモードから活動モードに切り替えるには、またパワーが必要ですから。
お金をもっているオヤジ世代には、それがつらいのかもですね。(笑