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ダイソン掃除機の着眼点

最近、週イチ、土日の大掃除が、習慣になっています。

今日も、家じゅうをこれでもかというぐらい掃除してみました。

その際の、僕の相棒は、「ダイソン DC26」という機種。

2年ほど前、たしか8万円もする価格で購入しました。(高っ!)

京井良彦の「3分間ビジネス・スクール」-dyson

小さいけどすごく重いので、実際はこんなふうに持つと、手がブルブル震えます・・・

ダイソンは、1993年に発表された、イギリス生まれの高級掃除機です。

従来の掃除機は、紙パック式というものでした。

これは、フィルターにホコリやゴミがたまるため、吸引力が次第に落ち、排気も汚れた空気になってしまいます。

これに比べ、ダイソンは、サイクロン式といって、遠心力によってホコリやゴミを空気と分離し、フィルターを使わずにゴミを吸い込みます。

そのため

●吸引力が衰えない
●排出される空気も、花粉やカビの胞子などが清浄される
●紙パック代が不要

などの機能に富みます。

また、工学デザインとしての評価も高く、世界中の美術館で展示されています。

しかし、マーケティングの視点からいうと、もっと注目すべき点があります。

それは、「中が見えるように設計した」という点です。

従来の掃除機は、紙パックにゴミを集めるため、掃除機の中のゴミは見えません。

そもそも、ゴミを見せることがタブーと思われていました。

しかし、「あえてゴミを見せる」という発想をしたのが、発明したジェームズ・ダイソンの画期的なところ。

ゴミを見せることにより、掃除機をかける人に、「サイクロン式だから、こんなにゴミを吸い込んでいる」ということを実感させるとともに、「キレイになった~」という達成感を満たすことを狙ったのでしょう。

まさに、消費者インサイトをズバリとついた事例と言えますよね。

この狙いが当たり、発売当時はイギリスがボンド下落で大不況に陥っていたにもかかわらず、従来の掃除機の2倍の値段もするこの掃除機が、大ヒットしたのだと思います。

ちなみに、今話題のダイソンの「羽のない扇風機」も、量販店で見ていると欲しくなりますねえ。。。

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