昨日も、また別のコンサルティングファームの方と会食しました。
ディスカッションのために用意された資料は、本当にキレイに「空・雨・傘」のフレームワークに則って整理されていました。
これは、情報を3段階に分解して整理し、思考を深めるという、基本フレームワークですね。
①空=事実
黒い雲が広がってきました。
②雨=見解
雨が降りそうです。
③傘=提案
傘をもっていくことをお勧めします。
このフレームワークは、勝間和代さんの本でもよく紹介されています。
ただ、実際のビジネスでの資料を目にすることは、なかなか少ないでしょう。
本当に毎ページ、毎ページ、上図のスライドの形式で、
①事実のグラフ→ ②見解としての図表→ ③提案
と簡潔に、完結した提案になっており、説得力があります。
余談ですが、ワイドショーなどの情報は、この「空」の客観性がよくわからなまま、「雨」と「傘」がごちゃごちゃに提示されるため、受け手側が、誤解したり、思い込みが強くなったり、混乱するのでしょうね。