先日の、「年間500冊の読書~」というブログ記事にたくさんの反響をいただきました。
中でも、年間500冊(週に10冊)も、どうやって読んでいるのか?という質問を多くいただきました。
ちゃんと考えたことはないのですが、いい機会なのでまとめてみます。
私も、いろんな読書法の本を読んでいますが、小宮一慶さんの方法が一番近いように思います。
読書の前に、まずその本を読む目的を明確にします。
以下のどちらかです。
A. その本から何かの情報を得るのか?
B. 読む行為自体を旅行のように楽しむのか?
そして、以下の3つに判断していきます。
A. → ①速読 か、③熟読
B. → ②通読
いずれも、まずは目次を見て、本全体の構成を理解します。
そして、必ず赤ペンを持って、ポイントには線を引き、そのページの下角を折ります。(ものすご~く雑なのですが)
①速読
これは、ある必要な情報を短時間で得るための読書法です。
流行りのフォトリーディング的なイメージで、要点を広い読みしていくのです。
新聞を読むのに近い感じですね。
あとから、どのあたりに書いてあったかを覚えていることが大事です。
②通読
小説や、ビジネス書でもストーリーとして読ませるものは、最初から最後まで、ざっと読みます。
本全体を通しての「メッセージ」や「雰囲気」も、心にしみ込むように楽しめます。
③熟読
教科書を読むように、各々のロジックを理解しながら読みます。
必要であれば、パソコンや辞書などで調べながら理解を深めます。
赤線を引いた文章は、後からWordに打ち込んで、プリントアウトしてしばらく持ち歩きます。
この中には、「7つの習慣」や、村上春樹、太宰治のように、何度も読み返すものも出てきます。
いずれも、「ああ、あれは、えーとあの本に書いてあったはず」と、頭の中に検索用のキーワードが残るようにしています。
そして、大事なことは、いずれの読書法も、「読みっぱなしにしない」ことです。
その本で得たことを、人に話す、ブログのまとめる、仕事に活用する、などなど当初の目的に沿う形でアウトプットすることです。
一度、このサイクルを作ると、最初にアウトプットイメージを持って、読書をスタートできます。
つまり、目的がより明確になっているということです。
これをやるかどうかは、よく言われていることですが、読書が糧になるか、時間の浪費になるかの分かれ目といっても過言でないです。
その他、これは読むことと直接関係ないですが、私が実践していることがいくつかあります。
まず、本を購入してくると、各本のカバーを全部外します。(書店のカバーはそもそもいらないといいます)
カバーを外した本は書棚と違う置き場に積んでおきます。
そして、常時、10冊ぐらいを同時に読んでいます。
全部に赤ペンがしおり代わりに挟んであります。
シチュエーションによって気分が変わるので、場所場所で、違う本を読んでいます。
電車、車、リビング、書斎、ベッド、トイレ、散歩中・・・・・。
読み終わったら、カバーを戻して、書棚に時間順に並べていきます。
過去の本を取り出しても、元には戻さず、時間順に戻します。いわゆる押し出しファイリングです。
と、現状は、このような感じなのですが、確定しているわけでなく、もっといい方法があればどんどん取り入れていきたいと思っています。
でないと、追っつきません。どんどん読書量が増えていってますから。。。
ということで、今日はこの辺で。
どこの書店で本を選ぶかや、どうやってアプトプットするかは、また次の機会に書きますね。
>sliceさん
コメント有難うございます。
500冊を超えたのは、昨年がはじめてです。
蔵書は、4,000冊程度と思いますが、仰るとおり、大変な量です。
寝室と、書斎の壁一面は床から天井まで書棚になっています。
その横に未読の本を積むためのスペースがありますが、見苦しい状態です。(笑
また次の機会に整理方法をまとめますね。
本の整理(処分)方法についても伺えたら、と思います。年間500冊がアベレージだとすると、15年前からなので、7500冊(!!)ですよね…当然、全てをおいてらっしゃるわけではないと思いますが、自分も(読めてない本が多いのですが)住居の割に本が多く、整理に困っています。
コメントありがとうございます!
散歩中といっても、ウォーキングですが、ウエストポーチに本をいれて歩きます。
いつも決まった公園の芝生で休憩するので、そこで読みます。
ちなみに、ウォーキング中は、ヘッドホンでオーディオブックを聞いています。
>Soyumiさん
メモを持ち歩くというのと、散歩中も二宮金次郎のように読書するというのは、違うのではないでしょうか
散歩中も読むんですか?
すごいすごい!!
ぶつかりませんか?