日本の産業システムはとっくに限界!
散々言われている話ですが、日本の産業システムはとっくに限界ですね。
日本の産業構造は戦後の輸出製造業がベースで、個人はそのシステムを動かす要素として労働に組み込まれていました。
でももう制度疲労が限界です。
このシステムでは富を生み出せなくなってしまいました。
キャリアを積んでも過去のスキル
当然、そんな会社では、会社員の昇進も頭打ちにならざるを得ません。
統計によると、従業員千人以上の企業の部課長に昇進する人は、同世代の2.7%、つまり100人に3人未満しかいないのです。
「課長 島耕作」のような話は、古き良き時代のフィクションとして割り切って読むしかなく、一般のサラリーマンのロールモデルにはならない時代になってしまいました。
今はまさに、日本の産業構造にパラダイムシフトが進行している過渡期です。
あなたが所属する会社がまだシフトしていないなら、一所懸命に社内で働いてキャリアを積んでも、そこで身に付くスキルは旧時代のシステムでしか使えないものになってしまうでしょう。
積み上げたキャリアが過去のスキルになってしまう可能性が高いのです。
働く意義を「生存」から「創造」に変えよう!
では、どうするか?
焦ってキャリアを積まず、少し様子見をするという選択もあるでしょう。
ただ、今後の産業の方向性が、経済至上主義や過度な競争だけでないことは明白ですね。
ならば「あなたにしか出来ないこと」を基盤にして、社会に対して「貢献できること」を追求していくのもいいと思います。
「あなたにしか出来ないこと」とは、あなたの「オンリーワンの価値」です。
これを社会に提供することが、すなわち「貢献」なわけです。
「貢献」は、働く意義を単なる「生存」から「創造」へと変えます。
食うために働くのではなく、あなただけの人生を創造するために働くということです。
会社を辞めたいと思ったら、こういった「働く意義」から見つめ直してみるといいかなと思います。
今日はこのへんで(^^