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【マーケティング調査の盲点】シャーロック・ホームズの視点で「あることがない」を見つける!

こんにちは、キョウイです。
今回は、シャーロック・ホームズの名作から「あることがない」を見つける視点を学びます。

マーケティング調査では、市場で起きている事象を捉えてどう分析するかが、まずは基本です。
それには、事象やデータを見る「視点」が重要です。

しかし、そこには盲点があるのです。

「視点」の設定にはクリエイティブなセンスが必要なんです。

参考になるのは、シャーロック・ホームズのような「事件解決」視点。
今回はシャーロック・ホームズの名作「白銀号事件」を題材に解説します。

マーケティング調査は「ある」を見つけるもの

マーケティング調査では、「トレンドの変化」に注目します。
なので、これまでなかったことが「ある」ということが発見になります。

しかしこの調査データを分析する際に、見落としがちなものがあります。

「あるはずのもの」が「ない」ことを見る視点です。

たとえば「高額納税者リスト」とか「就職人気企業ランキング」など、誰もがよくみる調査データがあります。
そこに記載されている銘柄については、過去からの推移の分析で今回の状況が語られることが多いですよね。

しかし、そもそも「そういえば、あんなに有名なのに最初から名前があがってきていない」という銘柄は、見落としがちです。

もしかしたらそこにこそ、問題の本質が隠れているかもしれないのです。

「ない」を見つけるシャーロック・ホームズの視点

シャーロック・ホームズの名作に「白銀号事件」という短編があります。
この小説はイギリスの競馬界が舞台で、「白銀号」という競走馬にまつわる話です。

ある期待されたレースの直前に、競走馬の「白銀号」が謎の死を遂げます。
この事件の捜査をホームズが依頼されるのです。

警察が関係者への聞き込みを進める中で、ホームズは馬が死んだ現場の検証を始めます。
ルーペを片手に地面を這うようにして、しらみつぶしに見ていきます。
警察と調査のアプローチがまったく違うわけです。

ここでホームズは 警察がまったく見向きもしない、ひとつの事実に注目します。

それは「番犬が吠えなかった」ということ。
ここでホームズとグレゴリー警部のやりとりが始まります。

ホームズ「あの晩の、犬の不思議な行動が解りますか?」

グレゴリー「えっ、犬は全然何もしなかったはずですが」

ホームズ「そこが不思議な行動なんですよ」

「白銀号事件」シャーロック・ホームズの思い出 / コナン・ドイル

ホームズが注目したのは、番犬が何もしなかったということです。

もし侵入者があれば、犬は吠えたはず。
それがなかったということ。

ホームズはこれを掘り下げていき、真犯人が「身内」であることを突き止めるのです。

マーケティング調査でも「ない」を見つけることに価値がある

ホームズの視点から学べることは、「あるはずのものがないこと」を見つける価値です。

普通、「ないはずのものがある」場合は、大抵の人は気づきます。
安定推移のグラフがいきなり変化するとおかしいと気づきます。目の前に突然なにかが現れると、気づかない方がおかしい。

しかし、「本来あるべきものがない」ということを見つけるのはなかなか難しいものです。

今はネット検索も充実していますし、SNSで発信される一次情報も、誰でもアクセスできる環境です。
つまり「あるもの」は、検索ワードさえ浮かべば誰でも調べられるわけです。

だからこそ、「あるはずなのに、ない」に気づくことに価値があるのです。

前述した「高額納税者リスト」にあるはずの名前がないのはなぜか?
「就職人気企業ランキング」にあるはずの名前がないのはなぜか?

そこに何か本質が隠れている可能性が高い。
その視点を発見したら、ビジネスのチャンスかもしれません。

まとめ

今回は、シャーロック・ホームズの名作を題材に、マーケティング調査の盲点である「あるものがない」という視点を解説しました。
まとめると以下になります。

「あるものがない」視点のまとめ
・マーケティング調査は「あるもの」の変化を追っている。
・シャーロック・ホームズから「あるはずなのにないもの」の重要性を学ぶ。
・「ないもの」を発見したら、ビジネスチャンスかもいれない。

実は、経営者や学者の方々には「シャーロック・ホームズ」のファンが多いのですが、それはこうやって得られる新しい視点が、今のビジネスにも十分にヒントになるからだと思います。

小説にもビジネスに活かせるヒントは満載ですよ!

それでは、また!

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