ほとんどのことは、まだおこなわれていない。素晴らしき未来かな!

最近、いろんな人と会食をする機会が増えて、たくさん刺激をもらいます。
同業界の方はもちろん、業界から新たなフィールドに飛び出した人、全く別業界でも同じような志を持つ方、何十年ぶりに会った同窓生などなど。

実はいま、仕事で大きなチャレンジを抱えているのですが、お会いする方々みなさん、それぞれに志があって、不安も抱きつつも未来を見据えようとしているんだなあと勇気づけられます。

何十年も前ですが、ジャーナリストのリンカーン・ステファンス氏はこんな発言を残しています。

まだ何も完成していない。
すべては、これから行われるのを待っているところだ。
絵画の最高傑作は、まだ描かれていない。
戯曲の最高傑作は、まだ書かれていない。
最も美しい歌は、まだ歌われていない。
この世界のどこにも、完全な鉄道、優れた政府、賢明な法律は存在していない。
物理学や数学でさえ、ほんの端緒についたばかりであり、心理学、経済学、社会学はダーウィンの出現を待っている。
そして、ダーウィンの研究は、次のアインシュタインの登場を待ち望んでいる。

家具のIKEAの創業者、イングヴァル・カンプラードも同じ思想を持っています。
「IKEA9つの信条」の締めくくりはこんな言葉です。

「ほとんどのことは、まだおこなわれていない。素晴らしき未来かな!」

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その後、僕たちは「個人の力を最大化させて、それらをつなぎ合わせる」というコンセプトをもつ、インターネットというメディアを手にしました。

特にソーシャルメディアの浸透は、みんなが既にネットワークの一員であることを浮き彫りにしました。

それによって、一人一人の主体的な一歩が、(それがどんな小さな一歩であっても)ネットワークによって拡大され、社会や環境を変えるきっかけになり得るということがわかってきました。

僕たちの一歩が世の中を変えていける、そんなことを肌で感じることができるようになりました。

つまり、未来を創っていくのは、僕たちそれぞれの小さな一歩を踏み出す決断。
そして逆の側面からいうと、人生の主役は自分自身なんだということ。

そんなことを再認識しつつ、目の前に来ている大きなチャレンジに向かおうと思うのでした。

・・・今回はちょっと精神論ですみません。(^^;