僕らはどこまで自由に働けるか?【自由な働き方をつくる / 常見陽平著】

この週末、「自由な働き方をつくる/常見陽平著」と「キャリア未来地図の描き方/原尻淳一・千葉智之著」を読んで、それで「冒険に出よう/安藤美冬著」をもう一度読み返したりしました。

今さらながら、「ノマド」という言葉に何度も触れましたが、結局、自由な働き方は自分でつくるもんなんだと、やはり刺激を受けました。

ノマドの解釈には、それこそいろんな議論がありますが、一義的にはやはり「スタイル」の話なのかなあと思います。
カフェやコワーキングスペースを渡り歩いて仕事をし、シェアハウスに住み、ソーシャルメディアでの発信を続ける。
こんなライフスタイルであれば、とりあえずは「ノマド」を名乗ってもいいのでしょう。

しかし本質的には、「自由」の中で「自分らしさ」を追求し、それを武器として働いていくという思想的なものなのでしょう。

とはいえ「自由」とは、自分の意志で自分の行動を律していかなければならないわけで、不自由と表裏一体でもあるわけとです。

となると、やっぱり自由な働き方というのは、人に定義されるものではなく、スタイルも含めて自分で定義して、自分でつくっていくしかないわけですね。

ご存知の通り、僕自身は会社員ですが、そのスタイルは結構ノマド化してきています。
・スーツは着ない。着る必要のない仕事をする。
・ほとんどの仕事は、社内&社外横断でスタッフを組むもので、所属部署は関係ない。
・なので、ずっとノートPCを含む全荷物を持ったまま、社内&社外をぐるぐる移動していて、ほとんどデスクにいない。
・仕事か趣味かなどという二者択一、つまり「OR」のスタイルではなくて、いろんなことを同時平行で兼務しながら生きる「AND」のスタイルになっている。

という感じで、会社員という選択も含めて、自分の生き方、働き方は自分で決めていくものだと、ますます意識する今日この頃なのです。

自分で自由を決めるわけですから、結局「どこまで自由に働けるか」の追求は、終わりがないのかもしれません。
たとえ現在ノマドとして働いていても、永遠に自分に問い続けるテーマなのかもですね。

ということで、今日はこのへんで(^^