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「キャリアアップ」より「プロフィールアップ」を

先週から、東京都市大学で講師をさせていただいている「広告コミュニケーション」の後期授業が始まりました。
びっくりするくらい多くの学生に受講していただいてうれしい限りですが、その上、今の学生は授業に向き合う姿勢が真剣なんです。
僕が学生だったときと違って、とりあえず卒業して、就職して、適当に定年まで・・・という感じではないんですね。
みんな何かを身につけようと真剣に授業に参加しているんです。

さて、話を戻しますが、今日は先週のエントリー「会社依存から個人ブランディングの時代へ」の続き。
この学生たちの話ともつながりますが、「キャリアアップよりプロフィールアップ」を意識しようというテーマです。
これはビジネス書著者の本田直之さんが提唱していることで、大いに参考にさせていただきました。

キャリアアップとは、なんとか銀行で何年仕事して、次になんとかコンサルに転職して、なになに部門で何年経験して・・・というように、肩書きや所属する組織をステップアップさせていくこと。
会社依存の時代は、キャリアアップこそが成功への道でした。
ほとんどの企業が安定して右肩上がりを続けている状況では、より上位優良企業に転職していくことが、高い報酬や、やりがいにもつながったからですね。

$京井良彦の3分間ビジネス・スクール-careerup

一方で、プロフィールアップとは、プロフィールに書くことができる実績やスキル、自分ならではのことがらを増やしていくことです。
そのためには、社名や肩書きに頼らずに「何ができるのか?」「個人として挙げた実績は?」「社会にどんな貢献ができるのか?」「人に何を教えられるか?」というようなことをはっきりさせることが大事です。
そこに会社や組織のブランドは関係ないのです。

会社から独立して個人で仕事をはじめても、プロフィールアップができていれば、一人になっても仕事が絶えずにくるでしょうが、キャリアアップしか考えてこなかった人は、会社を辞めた途端に仕事が来なくなることが多いようです。
これからのビジネスシーンで求められるのは、社名とは関係なしに積み上げた実績やスキル。
そのためにはキャリアアップよりもプロフィールアップというわけです。

そんな自分のプロフィールをチェックするときに、2つの視点があると思います。
ひとつは、「誰の役に立つのか=ニーズ」
もうひとつは、「自分だけができるものか=オリジナリティ/差別化」
これらが、はっきりと描ければ、あとは、そのプロフィールを世の中に伝えていく、つまり、プロモーションをしていけばいいわけです。

この「プロモーション」とは、いわゆる「売り込み」とは違うものです。
今は、インターネットのおかげで個人が誰でも情報発信が出来る時代。
ブログ、メールマガジン、ポッドキャストなど自分でコントロールできるセルフメディアをもって、先ほどの「プロフィールに由来する世の中に貢献出来ること」を発信していくということが有効でしょう。

その積み重ねが信頼を築き、取材などを通じてマスメディアとつながり、売り込みではないカタチでブランドが拡大していくことになるのだと思います。
(思いますというのは、僕自身の体現がまだ不十分だからですw)

プロモーションにしっかり取り組むことで、自分で売り込まなくても、向こうから選んでもらえるブランドを作っていくということですね。

つまり、「プロフィール(ニーズと差別化を踏まえたスキル)×プロモーション=会社依存ではない個人時代のブランド構築」ということになってくる・・・

というようなことをまとめながら、何よりも僕自身が真っ先のやらなきゃいけないことばかりだなと、相も変わらず思ってしまうのでした。。(^^;

偉そうにすみません、では、今日はこのくらいで。