テレビとネットはとっくに融合している

クーリエ・ジャポンが、アップルの特集をしていたので読んでいるとこんな記事がありました。

「心配された、iPadのテレビへの影響は、まだ出ていないようだ・・・」

iPadのテレビCMはよく見るので、アップルは相当の出稿量を投下していると思われます。

だから、テレビ業界としてはウハウハ儲かっているのではないでしょうか・・・。

・・・というような影響の話ではなく、おそらく意図していることは、テレビ視聴者の時間をiPadと獲りあうことになるだろうということでしょう。

ということであれば、iPadが出たところで、目に見える影響はないのではないでしょうか?

なぜなら、林信行さんが著書「iPoneとツイッターはなぜ成功したのか?」で述べているように、

「テレビとネットはとっくに融合していますから!!」

ということになります。

ただ、それは業界の思惑とはまったく違う方向に進んでいるのです。

たとえば、ツイッターを経由して「いま、面白い番組をやってるよ」と情報があれば、リモコンでテレビの電源を入れると同時にチャンネルを合わせますよね。

テレビだけでなく、新聞やラジオ、Ustreamのライブ、DVD、ポッドキャストなども同じだと思います。

つまり、ユーザーは、自分の関心度と、その時点での環境に応じて、興味のあるコンテンツを、メディアを超えてザッピングするようになったのです。

これが、いま既に起きている、テレビとネットが融合した姿です。

放送や通信を区別したり、メディアごとに線引きする考え方自体がナンセンスになってしまいました。

ユーザーからすると、どのメディアを経由しようが、そのコンテンツにアクセスできればいいのです。

著書では、米国のテレビドラマなどは、この辺よくを良く理解していると述べられています。

ひとつのドラマコンテンツに対し、公式サイト、ポッドキャスト配信、DVD化、非公式WiKiの書き込み、ツイッターなど、あらゆるメディアを駆使して参加者を盛り上げていますよね。

参考著書