’フリー(無料)’からお金を生みだすには?

フリー(無料)という本が各所でベストセラーになっていますが、オススメです。

そのエッセンスは以下です。

・ デジタルのものは、遅かれ早かれフリーになる。その流れは止められない。

・ 今後どんなビジネスも、フリーと競合することになっていく。

・ 但し、フリーからもお金儲けはできる。

また、

どうして、ロンドン-バルセロナ間の航空チケットが20ドルで買えるのか?

どうして、新聞購読にプリンスの音楽CDがタダで付いてくるのか?

どうして、Googleの電話番号案内はタダなのか?

など、興味深いコラムも充実しています。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン

私が関わっている広告ビジネスも、この本でいう「三者間フリーモデル」で、TVやラジオなどのコンテンツをフリーにすることで爆発的な注目を集め、そこに広告メッセージをヒットさせるというものです。

さらに、広告会社のクライアントに対するビジネスモデルも、フリーモデルに近いものです。

CM制作など広告制作自体の収益は高くないのですが、これをメディアバイイングとセットにすることで、後から収益を取り返し、広告キャンペーン全体でペイするように組み立てているケースが多いです。

業界的にはこれを正しいカタチに矯正し、取引透明性をあげる方向で動いていますが、私は逆だと考えています。(この本の影響もありますが)

つまり、広告制作などの初期取引をフリー(無料)することで取引開始の敷居を下げ、メディアバイイングやプロモーションなどの派生業務で取り返すモデルにしていく方が、今後のビット社会では優位に立てるような気がしています。

要は0円ケータイ電話モデルですね。